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Kailh mute switchでMX MASTER 3Sの静穏性を実装してみた

MX Master3S発売でクリック音の静音化が大体的に発表されていたので、自作で静音化してみました。

MX MASTER 3Sを試しに行った

ヨドバシAKIBAでMX MASTER3Sの「クリック感」を試してきました。
抜群に静音化されています。逆にそれ以外は進化していない印象。
MX Master 3→MX MASTER 3S買い替えるほどではないと思います。
が、「クリック音」がうるさいので何とかしたいと思います。

Kailh Silent Switchに換装

MX MASTER 3についているスイッチが「オムロンスイッチ」

これを「Kailh Mute Switch」に変えるとほぼ同程度のスペックになりそうです。

s.click.aliexpress.com

AliExpressで購入。10個で300円。安い。

MX MASTER3は怖いので別のマウスで実験

安物のマウスでも良かったのですが「MX ERGO」で試してみる事にします。
マジで!?スクロールの調子がおかしいので、古いものになります。

作業開始

裏のネジを開ける

背面、6か所「トルクスドライバーのT5」で開けられます。
トラックボール側の穴が深いので、「1.3mmの六角レンチ」を差し込んでみたら回りました。

ケーブルを外す

ネジを外すと、二つに分かれます。
青枠・バッテリーのケーブルを抜きます。
赤枠・「上に持ち上げるとロックが解除させる」というケーブル。
持ち上げて、簡単にケーブルは引き抜けます。

基盤を抜く

後は、内側についているねじを外していきます。
ホイールは「固定されていない」ので、軽く持ち上げると外れます。

基盤からスイッチを外して交換

この「omron」と書かれている2つのパーツを「kailh mute switch」に変えていきます。

裏面
青枠の左右3つのはんだを除去し、オムロンスイッチを外していきます。
赤枠の2つに新しいスイッチを入れて、はんだ付けして終わり。

はんだ吸い取り線ではんだ除去

はんだ吸取り線で作業しましたが、1個目はかなり苦戦しましたが、2個目はすんなりと外れて、「何コレ」という感じ。素直に「はんだシュッ太郎」を買っておけばよかったのかもしれません。が「シュッ太郎」も5000円します。高い。

kailh mute switchへの換装

はんだで炙りすぎたのと、オムロンスイッチを引っ張ったら粉々に砕けたので、無理だろうなと思って絶望の戻し作業。

完成

無事に動きました。

音の差(前半がオムロンスイッチ/後半がkailh mute switch)

 

「クリック感」「クリック音」はMX MASTER3Sとほぼ同じ。

というか、触った感じ「Kailh mute switch」使ってそうでした。

結論

MX MASTER3→MX MASTER3Sへの乗り換えは「クリック音の低減」がメイン

保障期限の2年が過ぎていて、簡単なはんだ作業が出来るようであれば、

「Kailh mute switch」に変えてみるのが「最安」です。

作業的には「はんだ吸取り器」はあった方が良いですが、自作キーボードでもしない限りは持て余しそうです。

次は「MX MASTER 3」を使ってスイッチ交換してみます。