- メリット
- 価格が安い
- ハードディスクの取り外しが工具不要
- 3.5インチ/2.5インチに対応
- アルミボディの質感が美しい
- ファンが静音
- デメリット
- ネット上に情報が少ない
- 型落ちモデルのため、最新のTOS5.0に非対応
「個人利用であれば、価格で選んで良い」という結論です。
TerraMaster F2-210
Western Degital 3.5インチ 2TB WD NAS用 WD20EFRX
- データストレージ容量:2TB
- インターフェイス:Serial ATA
- ハードディスク回転速度:5400
- NASシステム用/RAID環境向け
総額で2万円程度で4tbNASが構築できたのでかなり満足です。
- TerraMaster F2-210
- Western Degital 3.5インチ 2TB WD NAS用 WD20EFRX
- 開封〜本体
- 本体
- HDD換装
- 設定
- TOSのユーザーインターフェース
- SSL証明書が期限切れなのでパッチを当てる
- スマホからアクセスしてみる
- 書き込み速度
- 結論
- まとめ
開封〜本体
丁寧に梱包されていて非常に良い印象
本体
本体はビニールに包まれており、側面に黄色のシールが貼ってあるが、
見た目に「アレ」なので底面に貼り直した
付属品
- 電源アダプタ/電源コード
- LANケーブル(CAT6)
- クイックインストールガイド
- 限定保証書
- ハードディスク取り付けガイド
- ネジ(2.5インチ用)
必要最低限という感じですね。LANケーブルが1m程度と短いっすね…
電源アダプタ/電源コード
Powertron Electronics Corp製の「model PA1045」でAmazonでも販売中
大きさはW95mm x D45mm x H35mm程度と小さめ
LANケーブル
1m程度しかないので、取り回しが悪いので別途用意しました。
DAISO LANケーブル5m
どこに置くか決めてなかったのでとりあえずDAISOで用意しました。
2.5インチ用のネジ
今回は使用しませんが、2ベイ分、8本ネジがついています
本体
前面
背面
アルミニウムボディが高級感が合って非常に良い。
廉価モデルのNASとは思えないですね。
HDD換装
前面を持ち上げると簡単に引き出せる工具不要の設計で、ユーザビリティが高い
HDDマウンタ
2.5インチはねじ止めが必要ですが、3.5インチはねじ止めの必要がない
側面のパーツを外し、HDDを固定できるようになっています
HDD
WDにはBlueやREDのように用途に合わせたHDDが出ています。
個人用途であれば「Blue」でもよかったですが、2ベイなので静音性と剛性を考慮するとNAS用の「RED」がベストだと思います。
HDDをマウントしていく
HDDを置いて、側面パーツをはめるだけ
本体に戻して装着完了
設定
TerraMasterのサポートサイトから、ソフトウェアをダウンロードしていきます。
https://support.terra-master.com/download
TNAS PC Appをダウンロード
Windows/Mac共に用意されているので、必要な方をダウンロード
以後、手順に沿って設定をしていく
ハードディスクの検査
接続するとハードディスクの検査が開始します
TOSのインストール
TNAS(TerraMasterのNAS)用のLinuxベースのOSをインストールします。
TerraMaster/Data Storage Master
「F2-F210」はTOS4.2、後継機「F2-F223」はTOS5.0が利用できる。
TOSインストール後
管理者設定を行いRAIDの設定が行われていきますが「RAID 0/RAID 1」などは選択できませんが、後で「RAID 0」に設定できます。
RAIDをフォーマット
手順通りに進めていくと「RAID 1」で構成されます。
TOSのユーザーインターフェース
Linuxのような管理画面です。非常に使いやすいです。
RAID 0の設定
RAIDアレイは後から設定可能ですがフォーマットされるので、データを書き込む前に設定し直します。
SSL証明書が期限切れなのでパッチを当てる
SSL証明書が期限切れだったので以下からパッチを当てて完了
情報が少ないので、英語サイトで情報を探るしかないですね。
Patch TOS_PATCH_1.18 - TerraMaster Official Forum
スマホからアクセスしてみる
TNAS mobileアプリからNASのファイルにアクセスできます。
NASのファイルブラウザはどのメーカーも「評価が悪い」ですが、今のところ問題ないありません。
googlePhotoの容量が厳しくなってきたので、こちらに移行します。
ファイルを直接開けるのもかなり利便性が高いですね。
スマホから直接接続
iPhoneの「ファイル」を使用してサーバまたは外部デバイスに接続する - Apple サポート (日本)
ファイルアプリから
「smb://」のアドレスを入力します
ユーザー名とパスワードを入力すると接続完了
純正アプリで十分です。
書き込み速度
1GbEなので高速ではないですが、自宅での使用であれば十分な速度です。
結論
まとめ
- 作業データのバックアップ
- スマホの写真用のストレージ