2019/07に発売された「SONY WF-1000XM3」
5年も経過しているが、音質は当時「AirPodsPro」と比較されるほど、音質も良く、
発売当時「ものすごい欲しかった」製品の一つだった。
5年経過し、中古で2000円程度でジャンクが売っていたので、
「レトロ感」があるデザインが今見ても良いと思ったので、購入した。
- 本体外装の汚れは取る
- イヤホンのバッテリー交換
大まかにいうと2点修理してみた。
今使ってみると「でかい」ですが、音質と安定性は悪くないですね。
「ガジェット購入」ばかりではなく、たまには修理してみます。
Sony WF-1000XM3用バッテリー
- 充電バッテリー:LIR1255
バッテリーは「LIR1255」というもので良いようです。
価格も1200円程度と安価にバッテリー交換できます。
あると便利な工具
一つあると何かと便利な工具が全て詰まっています。
- Sony WF-1000XM3用バッテリー
- あると便利な工具
- 【Sony WF-1000XM3】本体の汚れ
- 【Sony WF-1000XM3】塗装のために外装を外す
- 【Sony WF-1000XM3】塗装完了
- 【Sony WF-1000XM3】本体のバッテリー交換は見送り
- 【Sony WF-1000XM3】イヤホンのバッテリー交換
- 【Sony WF-1000XM3】完成
- まとめ
- 結論
【Sony WF-1000XM3】本体の汚れ
「プラチナホワイト」という種類が特に安かったので購入したが、
この製品はどれも「茶色い汚れ」が付いている。
「激落ちくん」「漂白剤」「キッチン用洗剤」「無水エタノール」
色々な種類の洗剤を試したが、落ちない。
唯一軽減出来たのが「サンドペーパーの2000番」だが、薄皮一枚削るのも厳しいので、
塗装する事にした。
「研磨がベストな解決策」しかないのに愕然としましたが、塗装し直します。
【Sony WF-1000XM3】塗装のために外装を外す
この製品だが「結構外しやすい」
ピックで隙間を開けて、グイッと持ち上げると簡単に外れる。
角がプラスチック剥き出しになっているのは「悲しき研磨」の後です。
外す時には、以前紹介した、HOTOのツールセットを使用した。
塗装のために段ボールを切り、内側に貼り付けておいた。
塗装には「GSIクレオス Mr.カラースプレー ジャーマングレー」を使用した。
元々プラモデル用だけあり、綺麗に塗装ができる。
【Sony WF-1000XM3】塗装完了
難しいことは一切無し。
ただスプレーを吹きつけただけで、綺麗に塗装完了しました。
サンドペーパーやサフも拭いてませんが、一発で綺麗に仕上がります。
外装はこれでよしとしましょう。
【Sony WF-1000XM3】本体のバッテリー交換は見送り
互換交換品もあり、本体のバッテリー交換も簡単に出来そうだったが
バッテリーのヘタリが本体側には無かったので今回は見送り。
一応、内部をエレクトロニッククリーナーと無水エタノールでサッと清掃した。
また、どうせここまで見えているのであれば、接点復活剤も入れておいた。
「KURE」の定番製品ですね。基盤を見つけたらとりあえず吹き付けてます。
【Sony WF-1000XM3】イヤホンのバッテリー交換
本製品はパカっと開くことができる。
ピックで隙間を作り、内部の両面テープを少しずつ剥がすように開けていく。
開封後に2点が機能しなくなる、というのを見たが強引に開けない限りは問題ない。
- LED
- タッチコントロール
今回、L,R両方バッテリー交換のために分解したがいずれも壊れることはなかった。
珍しい「ボタン型充電池」を交換すればOK。
こちらを元々ついていたバッテリーと交換するだけ。
本体とイヤホンを分解したが、この製品は「分解しやすい」のでバッテリーのヘタリ
であれば、ジャンクであっても交換はできそうですね。
【Sony WF-1000XM3】完成
プラチナホワイトだった本体も綺麗に塗り直すことが出来た。
交換後のLED,タッチコントロールも良好。
特にアクシデントもなく修理完了した。
まとめ
⭕️中古で格安入手可能
⭕️あえてジャンクでなくてもバッテリー交換するだけでもまだ使える
❌自己責任
結論
後継機のWF-1000XM4や5の方が当然性能面では優れているが、
個人的に思い入れの強いイヤホンの一つ。
また、このデザインは一周回って「アリ」だと思う。
外出時に使用してみたが、「性能面でも必要十分」だった。
性能を見ても
- ANC/外音取り込み
- マルチポイント
- USB-C充電
- 着脱で自動的に停止
となっており、LDACやハイレゾ対応はしていないが、音質はフラットで聴きやすい。
イヤホンの形状も今どきではないが「レトロ感」もよい。
リペアすればまだまだ使用できるが、これから購入して使用したい!
というのであれば「WF1000XM4」の方が確実に幸せだが、個人的な
「思い入れ」と「修理したい願望」が満たせて満足だ。