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声で差をつけろ!Web会議の質を上げる FIFINE-T669-USB単一指向性コンデンサーマイク レビュー

Web会議の印象を出来るだけ良くしたい、という黒い欲求の下「ロジクール C980GR」と共に、FIFINE-T669-USBコンデンサーマイクを導入してみました。

FIFINE-T669-USBマイクセット コンデンサーマイク

■商品仕様■
  • 価格:7599円(最安値6079円)
  • 接続:USB
  • OS:Windows/Mac/PS4/PS5
  • ポーラーパターン:単一指向性
  • 材質:金属
  • S/N比:78db
  • カーディオイド型収音
    • 正面から左右90°までを良く広い、背面の音は拾わない
  • サウンドカード内蔵
  • 単一指向性

率直に言うと、十分すぎる性能でした。
オーディオインターフェースも必要なく、USB接続のみで完了。
付属品もエントリーモデルとしては十分。
まずはここから手を出してみるのがベストだと思います。

マイクの種類

コンデンサーマイク

レンジが広い(収音範囲が広い)精細な音を拾う事が出来て値段が高い
湿度、振動の影響を受けやすいほど、感度が高い
「レコーディング用途」

ダイナミックマイク

周囲の雑音を拾いにくく、ノイズが出にくい
丈夫で衝撃や湿度に強く、「感度が低い」
「ライブ用途」

色々と調べましたが、「試してみなければわからない」ので、今回は
コンデンサーマイクを購入してみました。

内容物

■内容物■
  • コンデンサーマイク本体
  • アーム式マイクスタンド
  • マイクスタンドクランプ
  • ポップガード
  • ショックマウント/
  • USB-B to USB_A(USB2.0)
  • 卓上スタンド

全部入りです。細々買いそろえる必要性がありません。

本体

かなりしっかりとした作りです。
Volumeのみという非常にシンプルな作りですが、
材質は「金属」で剛性は十分。
底面の「ナット」がショックマウント、卓上スタンドの取り付けに必要です。

底面にUSB-Bの接続端子が付いています。

卓上スタンドに設置してみる

簡単に設置完了です。
アームを設置するほどでもなければ、これで十分です。

アームスタンドの設置

シンプルなクランプと、バネ式のアームです。
クランプの対応幅が、5.3cmまで広がるようです。

IKEA KARLBY(3.8cm厚)に設置してもまだ余裕があります。
底面で固定し、背面のネジでアームの回転を固定できます。良い感じのアームです。

デスクの背面側に設置。
クランプにマイクアームを差し込み、背面のネジを軽く締めます。

シンプルなマイクアームですが、「可動域」が広く狙った位置に固定できます。

先端にショックマウントを取り付けます。

マイクアームの組み立て完了。
クランプとの接地面が360°回転
マイクアーム部分2か所90°
職マウント部分付け根と先端がそれぞれ180°
ショックマウント部分は逆さ付けも可能
かなり自由度の高い設計

■良かったポイント■
安価なマイクアームですが、入門機としては十分だと思います。

底面にナットを組み付けて固定すればマイクの設置も完了。
簡単でした。

使用感

USB接続

USB-Aを差し込むと、ドライバのインストール不要でデバイスを認識します。
細かい調整は出来ないですが、導入しやすさという点ではとても良い。

ポップガードを付けてみる

「息」の吹込みをダイレクトに拾ってしまうので
必要な時だけ、ポップガードを後から好きな位置に付ければ良い。
10cm程度の距離だと効果的ですが、「レコーディング」ではないので、
気分だけ味わって外しました。

マイクの位置

モニターの下側からアームを出して、口元まで伸ばせるようにしてみました。
高い位置に逆さに付けるのもアリですが、目線に入らない位置がベストだと思います。
しっかりとした音を拾うのであれば、「10cmまで近づけよ」とありましたが、
このセッティングだと、40cmぐらい間が空いています。

設置完了

このセッティングだと、「マイクはカメラに映らない」位置なので、
普通に話している感じでWeb会議が出来ます。

肝心の音質を試してみる

■ポイント■

コンデンサーマイクの性質上周囲の音を拾うため、
エアコンや空気清浄機等の音を拾います。
単一指向性、カーディオイド型収音、とありますが
HHKBのタイピング音はゴリゴリ入ります。(単純に音が大きい)

■マイクとの距離/10cm■
マイクが顔の前にある状態
感度が「上がる」ので、息遣いまで聞こえてしまうので、耳元で囁いている感じ
「Web会議」だとはっきりいって不快です。
■マイクとの距離/20~40cm■
椅子に座り違和感無く話している状態
低音、高音ともバランスが良く、不快感がなく自然に「会話」している感じ
「Web会議」最適距離。
■マイクとの距離/60cm■
椅子を引いて、リクライニングした状態。
声が遠く、籠って聞こえます。安いヘッドセットと同じような聞こえ方。

マイクの向きを顔に向けて、40cm程度離れていても、十分に声は拾えます。
音質に不満も特にありませんが、エアコンなどの環境音がかなり入ってしまいますが、
機械的なノイズリダクションがない分、「自然な声」で会議が出来そうです。

■ポイント■
ロジクール C980の音質と比較してみる
このWebカメラは優秀ですね。
60cm以上離れていても十分に声を拾ってくれています。
…アレ?圧倒的な音質差が出るはずでしたが、若干「籠った」感じではあるものの
十分実用に耐えうる音質でした。

 結論

 
■良かったポイント■
  • FIFINE_T669
    • 機材が一式揃っている
    • 非常にシンプル
    • USB接続のみですぐに使えるので導入しやすい
 
■イマイチポイント■
  • 周囲の雑音をかなり拾ってしまう
    • よく言えば「感度が良い」
 
■まとめ■
FIFINE-T669はエントリーモデルですが、導入機としてはおススメです。

FIFINEのストアを見ると、
コンデンサーマイク/ダイナミックマイクも豊富にあります。

いずれ試してみたいと思います。
FIFINE様、ご連絡お待ちしております…