年始に買った「Ender3 S-1」
何度もプリントに失敗しましたが、設定を詰めた結果、安定しました。
ノズルとプレートの距離「0.1mm」の設定精度が重要で「紙」による設定ではなく、
シックネスゲージが最良という結論です。
この製品の特長
- 0.03mm~0.2mmまで9枚のプレート
- 合計で1.05mmまで測定可能
紙よりも設定しやすいです。
シンワ測定シックネスゲージB 100mm 9枚組
■商品仕様■
- 価格:457円
- リーフの厚み:0.30mm/0.04mm/0.05mm/0.06mm/0.07mm/0.08mm/0.10mm/0.15mm/0.20mm
おそらく3Dプリンタを使用しなければ一生知らなかった「シックネスゲージ」という製品ですが、こんなものあるんですね…
外装
測定機器でお馴染みの「シンワ」製品。
50年の歴史があるメーカーなので安心感があります。
本体
それぞれのプレートの隙間に「オイル」が付いています。
使用前に拭き取った方が良さそうです。
リーフ
扇状に広げられますが、プレートを「ばらす」事が出来ないのがネック。
リーフ25枚組の方はネジを外してばらせるようですが、買い直すことは無いです。
各リーフの厚みは「0.30/0.04/0.05/0.06/0.07/0.08/0.10/0.15/0.20」と極薄です。
丁度「0.1mm」のリーフがあるのでピッタリでした。
調整後のプリント精度
無印良品の「ブロックメモスタンド」を作ってみました。
Fusion360で文字も入れられるので、「FOOLISH」という文字を入れてみました。
特に途中で失敗することなく完成しました。
結論
ノズルとプレートを「0.1mm」に設定するというかなりピーキーな設定ですが、
0.1mmリーフが結構引っ掛かる程度に設定を詰めると印刷が安定します。
「紙の引っ掛かり具合」よりも精度高く設定が出来ます。
3Dプリンタのレベリングにお困りであれば、シックネスゲージはお勧めです。