キースイッチを開けて、「ルブ(潤滑剤)」を塗ると、「激変」するというので、お金をかけずに試してみました
使用した道具
ピンセット(ダイソー)110円
筆(家にあったもの)
グリス(TAMIYA セラグリスHG)360円
東プレ軸の静音化時に購入したもの。
キースイッチを開ける
トップハウジング(上側)とボトムハウジング(下側)が爪で止まっているので、ピンセットで押し上げると簡単に開けられます。ある程度硬ければなんでも良さそう。
左から
・ボトムハウジング
・スプリング
・ステム
・トップハウジング
とよばれるパーツです。意外とシンプル。
ルブしていくのは、ボトムハウジングとステムになります。
ルブ
ボトムハウジングの金属部分には塗らないように、ステムと擦れる部分に塗っていきます。途方もねぇ作業です。中心の穴にステムが入るのでそこにも入念に塗っていきます。
ステム
このパーツが一番動くので、入念に塗っていきます。
試しに数個だけ「ルブ」しましたが、「写経」のようなひたすら地味な作業になります。
キースイッチを開けてみて「Gateron Silent Black」は、
このステムに「シリコン」っぽいパッドがついており、それにより静穏性を保っているようです。「トコトコ」という音も納得です。
戻す
構造もシンプルなので、戻すのも簡単。
KeyChron K2に戻しました。
左から、
Gateron Black
Gateron Black(Lubed)
Gateron Silent Black
Gateron SilentBlack(Lued)
となっています。
気になる効果は
「わからない」というのが結論。
そもそもGateron Silent Blackが「ステム」にシリコンのようなものがついており、
これで静音しているので、「ルブ」をしても、差を感じるには至らずです。
結論
専用の器具を用いることなく、「ルブ」は出来ます。
「男は道具にこだわる」ので、専用の器具があった方が上がります。
ルブをしたら、激変するか、と言われると「無い」です。
Hot-Swappable対応の機種を使っているのであれば、Silent軸に変える方が「激変」します。単純に色々な種類のキースイッチを試す方が楽しいです。
と言いながら…
色々と輸入中です。
完全にキーボード沼に入っています。
サウンドダンパーシート
キースイッチの隙間に挟み込むつもりで購入中
フィルム
軸ブレ防止なので、「静音性」は無いですがモノは試しに購入中
スイッチノイズの吸音材
サウンドダンパーシートとほぼ同じですが、ものは試しで購入中
キースイッチの開閉具
今となってはいらないモノを買ってしまいましたが、おそらく楽になるはず。
キーボード用グリス(GPL205/0)
「セラグリスHG」だから、効果薄なだけで、まだ夢は捨てていません。