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理想の在宅ワーク環境づくり

LoupeDeckLiveS | 色々いじった結果、ChatGPTでpythonを作成してみました。

LoupeDeckから「LiveS」という低価格モデルが発売されていたので導入してみました。
色々と試してみましたが、windowsユーザーは「明確な目的」が無ければ
買う必要は無さそうです。
 
端末は素晴らしいと思いますが、ソフトが未だ充実していない為
中々使いこなすのは厳しいですが、ガジェット好きなら満足するはずです。
 
■この記事でわかる事■
LoupeDeck LiveSの基本的な使い方
Python/IFTTT連携の使用例
 
総合評価:★★★★★
  • 「オートメーション」との組み合わせにより効率化が図れる
  • プラグイン類がそれなりに充実している
  • プロファイル/ワークスペース毎に、拡張性に優れている
  • LoupeDeckのアプリからのカスタムアクションが弱い

LoupeDeck LiveS

■商品仕様■
  • 価格:29700円
  • 接続方式:有線USB-C
  • ダイアルx2、物理ボタンx4、LEDタッチボタンx15

外箱

段ボールの外装の中に製品が入っています。

内容物

■商品詳細■
  • LoupeDeck LiveS本体
  • スタンド
  • 説明書類
  • USB-C to Cケーブル

傾斜角度を付けられるスタンドが付いていますが、角度調整は出来ないので、
いずれ3Dプリンターで自作してみたいと思います。

本体

「作りがチープ」というコメントをみましたが、チープな事は無いですね。

背面のゴムもしっかりとしていて、良い作りです。

傾斜スタンド

背面にはめ込むことで本体と一体化します。角度も絶妙です。

背面にUSB-C端子が付いているので、L字か90度アングルを挟んだ方が良さそうです

ダイアルと4つの物理ボタンがとても良いですね。

ダイアルは「クリック感」があり、回す操作と押し込みでアクションを変えられます。

使いこなせばかなり便利そうです。

簡易セッティング

philips Hue bridgeにすべての電球を統一したので、ここから一発操作が出来て便利。

スマホからも操作できるので、必要かどうかは微妙ですね。

LoupeDeckアプリケーション

LoupeDeckのソフトウェアから、ボタンへのカスタムアクションを設定してきます。

分かり難い「プロファイル」と「ワークスペース

プロファイル

「アプリケーション毎の設定」を規定できます。

ワークスペース

「プロファイル内」の階層

Premire Proのプロファイルには「Editing/Color/Audio/HOME」と4つのワークスペースが用意されています。

微妙なダイナミックモード

ソフトウェアを感知して自動的にプロファイルが切り替わる機能です

個人的には必要な場面はなさそうです。

アクションを実行の沼

カスタムから、色々なアクションを実行できます。

Macであれば、「ショートカット」「Automator」等を活用することで、

一連の作業を自動化できますが、Windowsの場合はIFTTT等、webhookを使用するなど

オートメーションはかなり限られます。

IFTTTの場合

Hueを一発でON/OFFするWebhookを作成しました。

Webhookをコピーし、「.bat」形式で保存し、LoupeDeckから実行します。

IFTTTは有料版にしないと3つしか作れない

IFTTT Pro版だと作成できるアプレットの数が多くなるので拡張性に優れていますが

無料版だと3つのみと、かなり厳しいですね…

ChatGPTによるpython作成

https://chat.openai.com/

開発環境も無料ですし、ChatGPT自体も無料で利用できます。

Chat形式で質問をするとコードを教えてくれるので、これを改変していきます。

クリップボードのテキストをデスクトップに保存するpython」を作ってみようと

思います。

基本はコピペ

VS Code

Visual Studio Code – コード エディター | Microsoft Azure

何となく便利なので、仕事でも使っているVS Codeで編集していきます。

import pyperclip

# クリップボードからテキストを読み取る
clipboard_text = pyperclip.paste()

# テキストを保存する
with open("C:/Users/<ユーザー名>/Desktop/clipboard_text.txt", "w") as file:
    file.write(clipboard_text)

クリップボードにコピーしたテキストファイルをデスクトップに「clipboard_text.txt」というファイルで保存してくれます。

ただ、ファイル名が被るので、「日付と時間」にファイル名を変更してみます。

これも「ChatGPT」に聞けば良いだけ

import pyperclip
import datetime

# クリップボードからテキストを読み取る
clipboard_text = pyperclip.paste()

# 現在の日付と時間を取得する
now = datetime.datetime.now()
file_name = now.strftime("C:/Users/<ユーザー名>/Desktop/clipboard_text_%Y-%m-%d_%H-%M-%S.txt")

# テキストを保存する
with open(file_name, "w") as file:
    file.write(clipboard_text)

これで、日付と時間がテキスト化出来ます。

これだとテキストファイルが無尽蔵に生成されてしまうので、Notionと連携し特定のページにペーストするようにしました。

Webクリップボードとしてはとりあえず良さそうですが微妙ですね。

NotionのAPI KeyとPage idを取得すればここまでボタン一発で可能です。

Pythonによるデメリット

使い方をよくわかっていなのですが、Pythonがローカルにあるので

リモートデスクトップ等では基本的に使えません。

プロファイルも同様です。

ショートカット等の単純な機能はリモートデスクトップ先でも動作を確認できました。

google ColabなどでScriptをWeb上に保存しておくのが良さそうです。

結論

■良かったポイント■
ローカル環境の作業においてはかなり効率的に作業が出来る
仕組みを理解すればとてもシンプル
リモートデスクトップでも「ショートカット」等は実行できる
 
 
■イマイチポイント■
Windows環境下のオートメイションに限界がある
基本は自分でpythonを準備する必要がある
 
ハードウェアとしては、とても良くできていますが、ソフトウェアがなぁ…と
例えばプロファイルをweb上にアップロードしておき、webhookとして呼び出せるのであれば、リモート先でも端末が変わっても、使い続けられますが、そこまでは未対応。
 
また「有線接続」なので、緊急性が無ければ、「bluetooth化」してからでも良い気がします。