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Wacom Cintiq pro 16(2017) 時代を先取りし過ぎた液晶タブレット

仕事で絵を描かなければならず、「Wacom Intuos Pro M」でなんとなくやってきたが、ウルトラワイドモニターとの相性が悪いので「液晶タブレット」を購入した。
 
 今回導入したのは上位モデルのWacom Cintiq pro 16(2017)」
 
発売当時は、USB-C(オルタネートモード)という、端的に言えば「USB-C一本で映像出力」という規格に対応できる端末が少なく「オーバースペック」の液晶タブレットだったが、Thunderbolt3/4対応端末も増え、かなり敷居は下がり「時代が追いついた」という印象だ。
 
急速充電器のみで給電が可能、PCとの接続もThunderbolt3規格のケーブルのみで完結でき取り回しの良い。
 
「タッチ操作可能な4K液晶タブレット」という面においてはコスパ最高の一品
総合評価:★★★★
  • good
    • 4K解像度で高精細である
    • Thunderbolt3対応でケーブルをすっきりできる
    • 45w給電で動作可能
    • 筆圧8192レベルのProPen2対応で異次元の描き心地
  • bad
    • 液晶の品質が低い(高精細ではない)
 
 
iPad Pro 12.9インチと悩んだが、価格も1/4以下で購入出来たのでかなり満足しています。

Wacom Cintiq Pro 16(2017)

■商品仕様■
  • 液晶パネルサイズ:15.6型
  • 液晶パネル:IPS方式
  • 解像度:最大 3840 x 2160
  • サイズ:横410 x 縦265 x 高さ17.5mm
  • 読み取り範囲:345 x 194mm
  • 接続端子:USB-C x3 
  • Wacom Link Plus対応

 

 「不具合が多い」とレビューが多いですが、 単純にPCのスペックが低いだけで、
Macとの相性は最高です。

本体を見ていく

 4K解像度がしっかりと出ており、「液晶タブレット」特有の「もやっと感」もなく、は非常に見易い。

左側面にはUSB-Cポートx2とイヤホンジャック

右側面はUSB-Cポートx1 とSDカードリーダーが付属

都合3ポートUSB-Cポートがついているので、入力ポートとしては十分過ぎる

背面

最新のWacom Cintiq Pro16では「Vesa規格」に対応しているが、旧モデルは対応していない。

スタンドは押し込むと立ち上がる設計だが、いちいちスタンドを折りたたむのが面倒ではある

Cintiq 16と違い「ファン」がついており、一定のファンノイズがなります。

スタンドを立てた状態がかなり使い易い角度ではあるものの、自由度が少ないので

別途スタンドは用意した方が良さそうではある。

ファンの音は「空気清浄機レベル」ではあるので、気になる人はファンレスを選んだ方が良いですね。自分は気にならないレベルでした。

描き味

さすが「Wacom」の上位モデル。筆圧感知8192レベル、傾き感知もあり、iPadProよりも「描きやすい」異次元の描きやすさに感動する。

やはり書き味は良く、紙に描いている感覚に近い。

ベルモンドのペーパーライクフィルムを貼ると更に紙に近い感覚を得られる

iPadProも「紙に書いている」ように感じたが、専用端末だけありレベルが数段上の描き心地です。

タッチキー

誤爆し易い」とか「自動的にタッチオフになる」などのレビューを見かけたが、誤作動は一切なし

左から、

  1. タブレットモード
    • 「板タブ」と同じ扱いが可能
  2. ワコムセンターのショートカット
  3. キーボードの切り替え
    • オンスクリーンキーボードを表示
  4. ディスプレイ設定
  5. タッチ機能on/off切り替え

オンスクリーンキーボード

地味に便利な機能で、ツールに合わせてショートカットキーの割り当てができます。左手デバイスがなくても、タッチ操作可能なので非常に使い易い。

とはいえ、画面を占有されてしまうので、「左手デバイス」を別途購入しようかと思います。

 発売当初はUSB-C接続できる端末が少なかったこともあり、変換アダプタがセットになっています。

若干無理のあるUSB-Cハブのような機能を持ったアダプタですが、よほど古いパソコンでない限り使用する必要はない。

これは完全に後付けした「時代を先取りし過ぎた」代償の遺物だと思います。
今となっては使用する必要はなさそうです。

給電は付属のACアダプタでなくても良い

ACアダプタ+ケーブルセット(Wacom Cintiq Pro専用) - 液タブ・ペンタブ・板タブはワコムストア (Wacom)【公式】

ACアダプタが付属しているが、VOLTME Revo100で十分給電可能だった。

必要なケーブルは2本

thunderboltケーブル1本で給電とディスプレイ出力は不可だったので、

ディスプレイ出力用のケーブル、給電用のケーブルの2本が必要だった。

USB-C一本での接続が理想でしたが、MacMini,Caldigit TS4ともに実現できず…

あると便利な周辺機器

モニターアーム、マウントトレー

背面スタンドだと角度調整が出来ないので、モニターアームとノートブックトレーに載せると自由度がかなり高い。

Amazonベーシック モニターアーム」と「ノートブックトレー」がジャストサイズではあるが、やはり上下に揺れるので、机に接地した状態で無いと地味にストレスがかかる

ワンセットあると、何かと便利ですね。

Wacom ACK42810 ペンホルダー Cintiq Pro用 

ProPenを置いておくスタンド。プラスチック素材ですが、1500円程度と結構割高

液晶タブレットの上部につけるとペンホルダーとなる。

ペンの置き方は2種類

  1. 横からスライドさせる
  2. 中央の穴にペンを差し込む

差し込んでおいた方が扱い易い印象だ。

3DPrintで自作しても良かったが、耐久度、設計精度を考えると買った方が長期的には良いです。何よりデスクにペンホルダーを置かなくて良いのが理想的

結論

■良かったポイント■
  • 4K解像度で作業領域は十分
  • 接続がUSB-Cケーブル2本のみ
  •  8192レベルの筆圧感知が描き易い
 
■イマイチポイント■
 
■まとめ■
型落ちながら、「時代がようやく追いついた」という製品。
4K、USB-C接続、タッチ機能あり、ProPen2使用可能という今でも通用するスペックで申し分のない描き心地で感動した。
液晶の品質については、AdobeRGBカバー率94%の色再現度は良いが、耐久性に欠ける点だけが残念だ。

使用しないときは「4Kモニター」として使用しても良いがVESA規格に対応していないのは致命的。

Wacom1強の液タブ市場だったが、
XPPen,HUION,GAOMONなどのメーカーも非常に高品質の製品を発売しているが、
機能を求めた結果、Wacom Cintiq Pro 16(2017)がコスパが良いという結論だ。