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理想の在宅ワーク環境づくり

FlexiSpot E8 | FlexiSpot電動昇降スタンディングはE8が最高

今回は、電動昇降スタンディングデスクの定番メーカー
FLEXISPOT(フレキシスポット)社「FLEXISPOT E8」のレビューとなります

 

私は、外部スタジオでの作業以外は、一日中デスクに座り続けて映像制作をしており、
在宅ワークの本格化に合わせて「E7」をメインデスクとして導入し、ほぼ1年間使用し続けてきました。

 

「E8」「E7」の後継機となり

  • 楕円形の脚部デザインの採用
  • 自動車用の「SPCC鋼材」の採用
  • 充電可能なUSB端子の追加
デザイン性を高めながら、剛性、利便性が高まった魅力的な製品です。
 

「E7」のメインデスクは大分作り込んだので、このまま使い続けますが、

タイミング良くFlexiSpotさんから製品を提供戴いたので、

「E8」を使用しサブデスクを構築し、書斎をアップデートしようと思います。
 
総合評価:★★★★★
  • 電動昇降スタンディングデスクの中では最高峰の機能
  • モーターが静音化した
  • デスク脚としての剛性、デザイン性が高い
  • 品質が安定している

長期的に使うのであれば、妥協せずに妥協せずに上位グレードの「E8」がお勧めです

FlexiSpot E8

■商品仕様■
  • 脚幅調整範囲:110cm〜190cm
  • 昇降範囲:60cm〜125cm
  • 耐荷重:125kg
  • 脚段階:3段階(ピラミッド)
  • 機能:USB・メモリ・ロック・障害物検知
  • パネルタイプ:タッチパネル
[公式HP]

何もおいていないデスクの状態から徐々にアップデートしていこうと思います。
全て「黒」で統一しましたが、素晴らしい質感です。

「E7」「E8」を数字で比較してみる

スペックの比較

  E7 E8
昇降範囲最小 58 60
昇降範囲最大 123 125
耐荷重 125kg 125kg
モーター デュアルモーター デュアルモーター
USBハブ機能 ×
メモリ機能
ロック機能
障害物検知
タッチパネル

 

■スペックの違い■
  • 最小、最大の昇降範囲が「2cm」ほど高い
  • USBハブ機能が搭載されている

デザイン

  E7 E8
脚の幅 90mm 80mm
脚の奥行き 680mm 650mm

 

■デザインの違い■
  • 昇降支柱が楕円形
  • 脚の幅が10mm小さい
  • 脚の奥行きが30mm小さい

USBハブ機能搭載により、利便性が上がり、足の幅、奥行きがコンパクトになり
後継機としては申し分のないアップグレードですね。

同時に購入したい製品

FlexiSpot スタンディングデスク用キャスター

FlexiSpot S01B

エレコム 電源タップ10個口

サンワサプライ ケーブル配線トレー

キャスターは組み立て時に付けておくのがベストです。
引き出しは1年間使用してきましたが、「神」製品なので同時に購入した方が確実に幸せになれます。
配線関係は、エレコムのマグネットコンセントとケーブルメッシュトレーという定番ですね。 

配送された製品

「E8」が36.0kg、天板もかなりの重量とまず、自室に運ぶのが最初の難関です。

「3M 作業用手袋 グリップグローブ」を付けるのがおすすめです。

グリップ力が高いので、何とか持ち上げることに成功しました。

FlexiSpot E8

■サイズ/重量■
  • 梱包サイズ:114.5cm x 25.0cm x 20.5cm
  • 重量:36.0kg

かなり大きいので、作業スペース確保が必須です。
一人で組み立てしましたが、重いので二人でやった方が安全です。

■組み立ての所要時間■
丁寧に進めたので「1時間半」程度かかりました。

付属品

■部品構成■
  1. 脚 x2
  2. ケーブルカバー x1
  3. サポートプレート x2
  4. 電源コード x1
  5. 昇降支柱 x2
  6. ビーム(コントローラーボックス)x1
  7. USBハブ搭載リモコン x1

 

デスクの脚部分が特に重いので、安全の為「グリップグローブ」を付けましょう

ネジ類

組み立てる前に、ネジの確認をします。A〜Eまでネジが入っています。

https://flexispot.jp/media/productattach/e/8/e8_.pdf

基本的には「M6」のボルトと、「ST4.2」のスクリューネジですが、

「強度重視」であれば別途「鬼目ナットとボルト」を購入するのがベストです

■鬼目ナットとボルトの必要本数■

脚フレームと天板固定用 x12個 M5x13mm/ボルトM5x20mm

コントローラー用 x2個 M4x13mm/ボルト M4x20mm

ケーブルトレイ用 x4個 M6x13mm/ボルト M6x25mm

「E7」IKEAの天板を使用したので、全て鬼目ナット加工をしましたが、

今回は純正の天板付きで下穴も空いているので、説明書通りに設置していきます。

組み立て開始

ビームにサポートプレートを取り付ける

「コントローラーボックス」のついた「ビーム」「サポートプレート」を付ける

この部分が天板と接する部分となる。

デスクのグラ付きの原因になるので、電動ドライバーで締めつつ、最後は手できつく締めます

昇降支柱を取り付ける

「E8」では昇降支柱に丸みを持たせた「楕円形」になっており、見た目の圧迫感がかなり軽減されているのも、ミニマルで良いですね

フレームに左右4点ずつボルトで固定します

キャスターを取り付ける

昇降支柱を取り付けた後に通常であれば「脚」を付けていきますが、

「キャスター」を先に取り付けていきます。

「E7」では「カグスベール」を設置していますが、キャスターの方が圧倒的使いやすく、掃除もしやすいので「キャスターは標準装備」と考えた方が後々幸せになれます。
製品自体はシンプルな「M8 14mmのネジ式キャスター」なので、汎用品でも代替可能です

 

初めからついている脚を外し、キャスターを回しながらつけていきます。

最後は六角レンチでしっかりと締めます。

脚の部品には前後がなさそうなので、キャスターのロックがついている方が「デスク前面」になるように揃えておきました。

脚を取り付ける

脚の4点をボルトで取り付けていきます。

ここまでで、「E8」のフレームはほぼ完成します。

デスク天板を開封する

ダンボールの上で作業を進めていきます。

メラミン樹脂化粧板(ポストフォーム加工)の質感が良い

メラミン化粧板に熱・圧力をかけ、基材形状に合わせて成形するポストフォーム加工。質感がとても高く、マットな質感が高級感があります。

天板に下穴が空いているので、脚部の設置がとても簡単です。

リモコンの下穴は左右両方に空いているのも組み立てやすい。

ビームの幅を調整する

下穴に位置を合わせ、ビームの位置調整を行います。

既についているボルトを緩めて調整を行い、調整後はボルトを締め直します。

天板と脚フレームを固定する

片側6箇所、左右12箇所を固定する

ケーブルをコントローラーに接続する時の裏技

ケーブルをコントローラーに普通に繋ごうとすると、コントローラーの上を通過させる必要があります。最終的にカバーで隠れるとは言え、何とかしたい。

一度コントローラーを外して、ケーブルを下に通し、再度付け直すとかなりスッキリ。

天板とフレームに若干の隙間があるので結束バンドで固定すると、ケーブルがかなりすっきりします。見ての通り、まだスペース的に余裕があるので、工夫次第で配線整理が捗ります。

カバーをつけて完成

結束バンドをつけていても、カバーは止まるので問題なし

これでようやく完成しました。

引き出しをつける

引き出しは鬼目ナット6つ使い設置しましたが、スクリューネジの方が設置しやすいです。FlexiSpotの天板表面の「メラミン化粧板」は割れやすく、中の「パーティクルボード」は崩れやすいので、慎重に作業した方が綺麗に仕上がります。

鬼目ナットの長さに合わせて、ドリルにマスキングテープを貼って穴を開けます

「Titebond」がかなり強力なので、鬼目ナットに塗ってから入れると強度が上がります。

本体を起こす

「持ち上げて起こす」のは、できれば「二人」でやった方が良いです。

脚を一番短い状態にした後で、リモコンを外し、矢印方向に立てていきます。

コルセットとグリップグローブをつけた方が良さそうです…ここが一番の最後の難関

仮設置

とりあえず、MacBookProとMxErgoを置いてみました。

何もない状態のデスクも良いですね。これはこれで完成してると思います。

全て「黒」で昇降支柱が緩やかな楕円形なので、ミニマルでスッキリしています。

サブデスク環境として少しずつアップデートしていく予定です。

リモコンの機能説明

リモコンは「E7」とサイズは同じままで「USBハブ搭載」は設計努力の賜物です

■商品詳細■
  1. 上げる
  2. 下げる
  3. モリーボタン/5秒長押しでロック
  4. モリー
  5. モリー
  6. 立ち高さメモリー
  7. 座り高さのメモリー
  8. USBハブ 

USBハブ機能

急速充電には対応していないようですが、1ポートあるだけでかなり利便性が高い。

iPad Pro11インチを満充電できています。

配線の準備

今後「サブデスク」としてガジェットだらけになる予感しかしないので、

電源とケーブルトレーは先に準備しておこうと思います。

コンセント

定番ですが、電源はエレコム 電源タップ 10個口」が電動昇降スタンディングデスクに最適です。

コンセント同士の「幅」が秀逸です。

背面のマグネットが強力です。

「E8」のフレームに貼り付けられるので、配線がかなりスッキリ出来ます。

電源プラグ側も180度回転可能で取り回しが良い

「E8」の電源を差し込むとデスクから出るコードが1本のみ。

ケーブルトレーにここから「タコ足配線」していくスタイルです。

サンワサプライ ケーブル配線トレー

こちらも既に定番です。

こちらも「E7」で使用しているものと同じものを購入しました。

これで、サブデスク環境構築の下地づくりは完成しました。

結論

「E7」「E8」を比較してみて■
  • 昇降支柱が「楕円形」になったことで、ミニマルな見た目が美しい。
  • デュアルモーターがやや静かになった印象
  • リモコンについているUSBハブが便利
  • 天板は質感も高く、下穴も付いていて取り付けやすい

全体的に「E8」は「スッキリ」としたデザイン性の高さと、USBハブ搭載による利便性の向上と、「E7」の後継機としては申し分のないビルドクオリティだと思います。

 

電動昇降スタンディングデスクを導入するのであれば、

迷わずに「FlexiSpot E8」一択だと思います。