48時間バッテリー駆動可能と、デザイン性の高さだけでなく
機能面も光るメカニカルキーボードのレビューとなります。
Nuphy JAPANの新里さんのご厚意により商品提供を戴きました。
そして現在、ASMRで超人気のYouTuber こらもサラさんとのコラボ企画を実施中なのでそちらも良かったら覗いてみてください
ころもサラさんとのコラボ企画動画
コラボキャンペーンサイト
CalDigit JAPANマネジメント運営もされています
控えめに言ってすごい人ですね…ご縁を戴きまして有難うございます!
NuPhy Air 75
NuPhyとは
中国深圳のキーボードメーカーです。
外箱に多言語で書かれているメッセージにグッときました。
NuPhy Studioは退屈な男たちのグループによって設立された小さな会社です。面白い製品を作ることが出来なくなると、このスタジオは存在しなくなります。
ブランドコンセプトが面白い
「NuPhy」という「世界観」における「キーボード」という発想が面白いですね。
外装
パッケージデザイン
「NuPhy」のキャラクターが個人的に「ツボ」です。
中箱
ビビットな色合いをセンス良くまとめているデザイン。
開封
製品詳細:本体
白とグレーを基調としつつ、3色のアクセントが利いていて洗練ています。
アルミフレームのボディとキーキャップの配色センスが抜群です。
左右のLEDも美しく、「見ていて飽きない」デザイン。
キーキャップ
白/グレー以外にも互換キーキャップが販売されています。
Black
nSA Shine-through ABS Keycaps | NuPhy®
Coast Twlight
Coast Twilight nSA Dye-sub PBT Keycaps | NUPHY®
BlackはAmazonで取り扱っていない為、公式HPから購入となります。
製品が$18.00、都内であれば配送料は$4.84と合計$23.84と3000円程度です。
75%レイアウトのサイズ感が魅力
Keychron K2比較
テンキーレスの「75%レイアウト」が日常使いには最適です
キーボードとマウスの持ち替えの手の移動幅を抑える事で疲労が軽減されます。
また、ロープロファイル、且つキートップの面が広いのもAir75の魅力です。
HHKB比較
キーの押しやすさ等は、「Air75」の方が勝っている印象です。
世界最薄のPBT球形キーキャップが押しやすいです。
接続方法
Air75は3種類の接続方法があります。
- USB接続(本体側はUSB-C端子)
- 2.4GHzレシーバー接続
- Bluetooth接続
ワイヤレス接続方法
FN + 1/2/3/4
- Fn + 1キーを長押し
- 接続したい端末側でペアリング
FN+1であれば「Bluetooth1」という具合に接続されます。
短く押すとデバイスの切り替えとなり、長押しでペアリングモードとなります。
ペアリングモードになると、左右のLEDが青点滅するので分かりやすいですね。
ホットスワップ対応
キースイッチが交換できるのも魅力の一つです。
付属品として「Gateron」ロープロファイルスイッチが3種類付いているのも
気軽に試せて良いですね。
Gateron ロープロファイルスイッチ
- 赤軸
- キー荷重:50g
- リニア
- 茶軸
- キー荷重:55g
- タクタイル
- 青軸
- キー荷重:52g
- クリッキー
今回は「赤軸」にしましたが、「茶軸」も程よいクリック感があり魅力的です。
キースイッチの打鍵音比較
赤軸
茶軸
青軸
個人的には「赤」もしくは「茶」が良いと思います。
キースイッチの交換方法
付属のスイッチプラーでグッと挟み込んで持ち上げるだけで簡単に交換できます。
グッと差し込めばOKです。
Kailh Switchとの差
ステムは同じ形状ですが足の位置がが違うので互換性がありませんでした。
「Gateron」の3種類から選ぶようにしましょう。
Gateron Low Profile Mechanical Switch Set
美しいLEDイルミネーション
21種類のライティングエフェクトに対応しています。
バックライトのモード設定
Fn + ←
バックライトのカラー設定
Fn + →
バックライトの明るさ設定
Fn + ↑ / Fn + ↓
サイドライトも同様に設定が可能
Fn + / + 矢印キー
見た目にも美しく、機能的なのは良いですね。
NuPhy Console
NuPhy Air75のカスタムソフトウェア「NuPhy Console」
- ライトの設定
- キーバインド(キーマップ変更)
- マクロ編集
自分好みにカスタムできるのも魅力です。
NuPhy Consoleのダウンロード
- リンク先から、NuPhy Console V1.0.1(Win) for Air60, Air75, Halo65をクリック
- GoogleDriveからダウンロード
- 「NuPhy Console Setup V1.0.1.exe」を実行
嬉しい日本語対応
この手の製品は「英語」のみの対応が多いですが、日本語対応は有難いですね。
現時点では「Windows」のみ対応です。
NuPhy ConsoleのGUI
ソフトを起動するにはAir75とPCを有線接続する必要がなります。
ライトの設定
- 灯效
- 常時点灯~オフまで多数のライトを設定出来る
- 色
- バックライトの色の設定
- 「混色」にチャックを入れると虹色の設定
- バックライトの色の設定
- 明るさ
- バックライトの明るさ
- カラーホイール
- RGBで色の設定が細かく出来る
キーバインド
- デフォルト
- キーストローク(キーボードを入力して設定)
- マルチメディア
- Functionキーの設定操作
- マクロ編集
- 実行するマクロの設定
マクロ編集
「.mcf」ファイル形式でエクスポート/インポート可能
公式のソフトウェアとして、カスタマイズ出来るのは安心です。
Macへの対応に期待したいです!
持ち運びに便利なケース
NuFolio V2
こちらも見た目だけでなく、機能性も十分な「プロダクトデザイン」となっています。
弱めのマグネット吸着をする為、ピタッと入ります。
3つ折りなので、キーボードがしっかりと保護されます。
Air75に装着
タブレットスタンドとして使用
背面
「NuPhy」のロゴ部分が鏡面パーツになっていて最高にイケてます。
ABS素材ですが「半透明」にすることで、デザインに昇華している点も良い
ゴム脚まで「ミント」と、随所に「デザインへのこだわり」を感じます。
マグネットフットによる高さ調整
2段階で調整できるとなお良かったと思う。
側面
- 切替スイッチ
- WIN/MAC
- OFF/WIRED/WIRELESS
- USB-C有線接続/充電ポート
分かりやすいスイッチなので特に迷う事はありませんね。
その他付属パーツ
クイックスタートガイド
NuPhyのキャラクターグッズ
クイックスタートガイドの背面が「ポスター」になってます。
ステッカーも付いています。
USBケーブル
チープなケーブルではなく、メッシュケーブルで高級感があります
スイッチプラー
スイッチプラーとキーキャッププラーを兼ねています
交換用のキーキャップ
ロープロファイルのCherryMX互換のキーキャップ
2.4GHzレシーバー
CalDigitTS4に装着。2.4GHzレシーバーはデザインは特になし
デスクでの見た目
明るい状態での使用
ロープロファイルキーボードなので、リストレストは必要なかったです。
暗い状態での使用
キーボードのLEDがバシッと決まってます。
3色のアクセントカラーも良い感じです。
結論
購入して終わりではなく、カスタムも可能で、キーキャップ、キースイッチ
「NuPhy Console」によりキーマップ変更も可能であるなど、
デザインだけでなく、機能面でも優れたキーボードです。
付属品やアクセサリー類も他のメーカーにはない遊び心にあふれていて、
今後の製品も期待が出来るし、何より「Airシリーズ」(Air75/60)だけでなく、
「Halo」シリーズの日本での発売も待ち遠しい